OWNERS DIARY
ホンダ CB750F
ホンダ CB750F FC
よくあるのですが!?足回りの修理でお預かりする際 『乗っていて変な挙動があるんですよねぇ』 と!なるわけです
なのでよくよくお話を聞くと、お持ちになられた修理内容ではないところが明らかにバイクの挙動や異変の元になっている事が多い。
乗っていて乗れない訳でもないし!動かないわけでもない!その程度のお話から・・・・・・・
本来、一番に直すべき車体の姿勢変化の話題になって行きこのCBもフォークのオイル漏れ修理から多岐にわたる修理となりました。
どのお客様も一番望んでいることは同じで 『楽しく安全に乗りたい』 ということです!
車体の計測を行い、前後アライメントまたフレームの歪みを検査をして修理・調整の方向をお客様と話し合います
お客様が感じた不具合や違和感を的確にみつけていく事が大切!
このCBの場合、トレール量が不足することにより高速道路などで車体が不安定になっている事がわかりました。
原因がわかれば!
まずは、フロント周りをしっかりさせるためフォークのオーバーホールから・・・・・・・あれドレンボルトが取れない
サスペンションフルードも少ししか出てきませんが片側一本のフォークのドレンボルトが固着して取れないw
旧車恐るべしw
ボルトの頭の中心をドリルとリューターを使いボトムケースを傷つけずなんとか取れましたw
やれやれ・・・・・・・
ドレンボルトが抜けなければオーバーホールで・き・な・いつ~ことです!
しかし、フォークの中のスラッジがすごいこと!?ダンパーの役目はほとんどしてない!?
アンチダイブ機構(TRAC)もバラシて綺麗にまたしっかりキャンセルします。
生産当時の技術なのかも知れないが今となっては無用の長物なのですw
そして、ヘタリきったブッシュやスライドメタルなど!今回はスプリング(WP製)も交換と
バネレートを現在のものから上げてシングルレートへ変更します。
CB750F FCへ対応しているシングルレートスプリングをスクーデリアオクムラさんが対応していると言う事なので
ご注文を!これでスッキリ!シャッキリ!となるでしょうw
SKFのフォークシールKITを使いフロントサスペンションはかなり蘇ったはずですよw
でも、まめにメンテナンスはしないと駄目ですw 金額も少しは安くなるはずですw
お次は、フロントアライメント修正とステムベアリングの交換作業です
画像だけだとぽんぽんとテンポ良いけどw実際の作業はどっこいしょ~といった感じなんですよ!
フロントの歪みとホイルの歪みが少々ありましたが、無事故無転倒ということなのでホイルは製造時の精度が良くないのでしょうね
ザンネンですが
出来上がりです
トレール不足からの直進安定性が悪かったCBでしたが、フロント周りのオーバーホールと修正で路面のアンジュレーションもなんなくクリアー!
車体が製造された年式からすると、現在履いているタイヤの性能 (グリップ力など) 格段に良くなっています
当時の剛性の足回り!?といいますか車体そのものがタイヤの性能についていけず何処かに破綻をきすものです
なので、マメなメンテナンスとバランスよく仕上げるしかないのですねぇ
お客様もそんなに高い次元を望んでいるわけでもありませんがw
是非、安全に楽しいバイクライフを!
ブログランキングへ参加中です
ホンダ XR100モタード
今年、はじめてのブログです!
あらためまして、皆様あけましておめでとうございます!!本年もどうか宜しくお願いいたします。
昨年末の足回りセールで、タイヤ交換のご注文を多数いただき本当にありがとうございます!
年始早々から毎日タイヤ交換の作業でこの一週間は続いて行く勢いですw
サスペンションのオーバーホールや計測作業など絡めながら毎日があっという間に過ぎるので!!
お正月はすでに遠い昔にの事のようですw
足回りのセールは昨年末で受付終了ですが、限定的に特価で出せるタイヤなどありますので
是非、引き続きお問い合わせください。
ホンダ XR100モタード
ミニサーキットへ走行しに行くお客様の車両(XR100モタード)
サーキット走行に合わせてタイヤとステップまわりの交換を・・・・・・何とか!部品の入荷が間に合いましたw
マフラーは、残念ながら間に合いませんでした・・・・・・ゴメンナサイ
今度の連休で、桶川へ走りに行くそうですが!?寒さ感じない人達なのかなぁ!?
タイヤはBT601SSソフトをチョイス!!でも河川敷にある桶川サーキットじゃどうなの?
まず生身の体が動かない気がするけどなぁ~
バイク野郎の情熱で!?寒さも楽しさに変えて仲間内で楽しく走るんでしょうねぇ
時間があればご一緒したいけど!お気を付けて行ってらっしゃい!同じくらい寒い仕事場で仕事してまぁ~す!
ブログランキングへ参加中です
足回りセール!!
カワサキ ZR-7
前後タイヤ交換とオイル交換作業のご依頼
ピレリ エンジェルSTへ交換です!?
新しいエンジェルGTもありますが特価で出せるのがたまたまエンジェルSTだったので・・・・・
ただ今、ウインターセールを行っていますのでタイヤを通常よりさらにお安くしています!
履き替えをお考えの方ご一報ください!
セール品は、タイヤ スプロケット(サンスター&アファム) ドライブチェーン(RK) ディスクローター(サンスター)などの足回り品
タイヤに関してはセール品対象がいくつかありますので宜しくお願いします。
ヤマハ マジェスティー250
ダンロップ ロードスマート2へ履き替えです
セール期間 12月末までのご注文に限らせていただきます
ブログランキングへ参加中です
GSX-Rジオメトリーチューニング(2)
スズキ GSX-R1100 GU74A
(1)からの続きです!
フロント周りをいったん仮組みし、オイルクーラーやステアリング切れ角などの採寸作業をします
加工業者から届いたキーブラケットとオイルクーラーブラケット
採寸が間違えないか確認しつつフロントを組み立てていきます!
GSX-Rの車高を大幅に変更するのでリンクの加工が必要です!
リンクの加工とリヤショックの加工でやっとキャスター角・ピポットハイト・アームの垂れ角などなどが理想的な位置に
完成1
全体1
見た目的には、ステム以外目新しい物は無いのですがw
跨った瞬間、以前のオートバイとの違いをハッキリわかるくらいの車体姿勢!とオーナーであるお客様の一言
試乗してみて、あまりに以前とは違う動きにしばし困惑気味のお客様でしたが慣れてしまえばなんてことは無いはず
私的には、以前と比べ物にならないほどグイグイ旋回していくGSX-Rが楽しくて思わず距離が伸びてしまうw
あくまで完成後の試乗です!ゴメンナサイw
それでもいろいろと試してみる!?わざとステアリングの舵角が付いているカーブでブレーキを握っていじめてみる・・・・・・・
まったくバランスが崩れない車体姿勢!?路面のギャップに対しても同じく!?後はお客様に乗って頂くだけ!?
ブログランキングへ参加中です
GSX-R ジオメトリーチューニング(1)
スズキ GSX-R1100 GU74A
本日お客様へ納車したオートバイは、GMD計測をフルに活用したジオメトリーチューニング車両へと生まれ変わりました!
お持ちになられた時のオートバイの車体姿勢からは、大きく変更したフロント周りのキャスター角やトレール量
そして、リヤ周りのピポットハイトやスイングアームの垂れ角に至るまでジオメトリーチューニングを施しています。
まずは、GMDが弾き出す理想的な数字(黄金比)に絶えうる足回りのチューニングを行います。
フロントサスペンションチューニングとオーバーホール作業
残念ながら片側インナーチューブの状態が悪く再メッキ処理をすることに・・・・・作業が一時中断 ザンネン
減衰力(ダンパー)を強化しつつGMDゴールドバルブを使用してのしなやかな足へとチューニング
87年式のGSX-R1100は、正立フォークなのですが!?お客様から預かる時点で91年式のGSX-R750の倒立フロントフォーク(フロント周り)が装着されています。
カートリッジ内部のバルブユニットは、とても使い物になる品物ではないのでゴールドバルブを装着できるように加工を施します。
すごく手間がかかりますw
ボトムコンピースの製作&加工
左からノーマル・真ん中が新たに製作した物・右側はさらに加工したボトムコンピース
なぜか片側にしか入っていなかったw
理由は、オーナーであるお客様でもわかりませんw
ただ言えるのはえらい時間をフロントフォークに費やしたということですかねw 参りましたw
車両持込の前から装着されていたNITRONリヤショック
フロント周り同様に、リヤホイルもGSX-R750の物が装着され!?
17インチへと変わることで車高が低くなっている車体・・・・・・
理想的な車高へ変更する為、NITRONさんへサスペンションの加工へ!?
ジャパンクオリティーは伊達じゃありません!とてもスムーズにサスペンション加工~装着が出来ました!
迅速な対応ありがとうございます。
そして、GMDの黄金比(スイートナンバー)に必要不可欠なスペシャルステムKIT
ジオメトリー(車体構成値)をチューニングする上で安全な走りが出来ることは当たり前
ですが、結構皆さん無視されているのが正直なところ・・・・・・・
トレール量をきちんと数値化し管理することがとても大切です
GMDでは同じ車体計測値の無いオートバイ一台一台をチューニングする上で危険な状態にならないようにトレールコントロールします
理想キャスター角でステアリングの応答性を上げつつも
ドライ&ウエットと様々に変化する路面状況を、捉えるフロントタイヤの接地圧や安定性を失わないようにすることがとても大切です。
そこで、満を持してGMDオリジナルスペシャルステムKITの出番です!
G.M.D.COMPUTRACKの日本総代理店 代表の塩見氏(KMT代表)が設計したNEWステムKIT
写真の物は、オフセットを25/26mmの可変式にし!贅沢にカシマコートで仕上げられたスペシャルな一品
切削精度は1/1000で製作されています!あまりの精度の高さに組み込むさいに驚きましたw
そして、まったく無駄なガタ(クリアランス)が無いのでライディングしたさいに剛性・バランス・応答性がノーマル時と違うことを感じるはずです。
その2へ続きます
ブログランキングへ参加中です
ホンダ CB750F GMD車体計測
ホンダ CB750F FC
フロントフォークのオーバーホールのご依頼から、お話していくうちにGMD車体計測のご依頼を受けました。
高速運転中に車体の前後がとても不安定との事でした
前後のアライメントに、異常があるのではないか!?と不安に感じていらっしゃるようでしたので車体計測を
後日、お客様と計測の結果を基にご説明をして!
今は、フロント回りはバラバラ・・・・・・・あぁ・・・・・・・またもや・・・・・・・
お店の中は、動かない!?動かせない車両が増えていくのでした
ブログランキングへ参加中です
DUCATI 750 F1 GMD車体計測
DUCATI 750 F1
GMD車体計測のご依頼を受けました!
フォークツイストに要修正との結果でしたが!?
もともとは、前後のアライメントに不安を感じていたようですが!アライメントに大きな狂いはありませんでした。
最近、記事の更新がなかなかできずすいません
嬉しいことに仕事がいっぱいでして・・・・・・預かるにも預かれない(お店が小さいので!?)状況です。
ご迷惑おかけしますが、皆様の期待と信頼を裏切らないように作業を進めていきますので宜しくお願いいたします。
ブログランキングへ参加中です
ホンダ FTR223
ホンダ FTR223
お盆前の最後の納車車両が完成
フロントサスペンションのオーバーホールとその他整備のご依頼
明日から二日間お盆休みをいただく予定なので・・・・・・・がんばらないと!?
インナーチューブの錆びが多く面研作業に手間取るw
お客様へご相談した結果、インナーチューブ交換せずに何とかする事へ・・・・・・
面研後、各部チェックして組み立てを!
サスペンションと他の整備も済ませて無事に納車できました!
良かったw
残されたほかの車両達はお盆明けとなります
宜しくお願いします・・・・・・・・・ところで明日からお天気がよくないらしいw
雨の中、子供連れてお出かけなのか!?やだなぁ~
親というのは大変ですねぇ・・・・・・・疲れを癒しに温泉にでも行きたいw・・・・・・・なんて言えませんよね!
ブログランキングへ参加中です
CBR600RR
ホンダ CBR600RR PC37
フロントサスペンション/オーバーホールのご依頼
フォークシールからオイル漏れがありオーバーホール作業を頼まれたのですが
2年間ほど乗らずにいた車両のインナーチューブは錆びが酷くインナーチューブ交換へとなりました
残念ですが・・・・・・・・
車体の軽量化が進む昨今のオートバイは、例外なくサスペンションも軽く作られています
インナーチューブも一昔のインナーと比べたら相当軽いのでは!?
レーサーレプリカの倒立フォークなのでなお更なのでしょうが・・・・・・・
カートリッジ内部も分解して点検/清掃
メンテを怠らず雨などに濡れたなら拭いてあげるだけでも錆びも防げるし傷も付きづらくなりますよ
フォークシールに定評の良いSKFをチョイス!
SKF独特の色をしていたグリーンからブラックに変わりました!?とりあえず、新色のブラックを装着!
フロントフォークを車体へ組み付ける時は、ステムの捩れやフォークの突き出しに注意しながら組み付けます
アライメントの狂いを生じたりサスペンションの動きも悪くなってしまうので要注意です。
お盆休みの真っ只中、皆様無事故でお過ごしください!内の娘は日増しに真っ黒に日焼けしていきますがw
大丈夫か娘w!?
ブログランキングへ参加中です
ホンダ CB1300SF
ホンダ CB1300SF SC40
前後サスペンションのオーバーホール作業のご依頼を頂きました
GMD神戸にてサスペンションチューニングを受けていたフロントフォークとリアショック
関東圏に引越しされたお客様がわざわざGMDつながりということもあって内へご依頼を頂いたしだいです。
SC40の走行距離を伺いびっくり!なんと22万キロ越え!?
全国津々浦々と走られた大切なCB1300SF・・・・・・・・すごいwオドメーターがデジタルなので確かな距離です!
まめな整備とサスペンションのオーバーホールをされてきただけの事はありますね
車体姿勢のチューニングもGMD神戸さんでされていただけあってステアリングは軽く曲がっていきます!
この年式のSC40には無いハンドリングです・・・・・すばらしい!
リアショックにはオーリンズ
オーリンズのオーバーホール作業を!フロントのインナーチューブもそうでしたが面研に手間取りましたw
縦に傷が入ってしまっている箇所があるので面研するのですが
次回のオーバーホール時は再メッキ処理が必要かもしれません・・・・・・・・残念ですが
それでも、ここまで使いきれるのもマメなメンテナンスしかり!オーリンズだからかも知れない!?
ピロブッシュもまだ健在ですし!さすがです!
オーバーホール完成後に引取りに来られたお客様
これだけの距離と時間を共にしたオートバイに跨るお客様の背中にはレジェンドの風格を感じます
自分の手足のようにCBが動き颯爽とお店を後にされました。
ブログランキングへ参加中です